船橋市国際交流協会 Funabashi International Relations Association
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姉妹・友好都市event

第7回船橋市・ヘイワード市 姉妹都市オンライン交流

実施日 2022年03月26日
ゲスト 高校生短期留学の卒業生
基調講演テーマ 短期留学の思い出を5人の卒業生が語ってくれました。
第7回船橋市・ヘイワード市 姉妹都市オンライン交流

船橋市とヘイワード市の第7回姉妹都市バーチャル交流会を3月26日(土)開催した。
今回もZOOMのよるオンライン交流会で、高校生短期留学プログラムの参加者5人が米国ヘイワードでの留学体験を語ってくれました。

この短期留学システムは船橋市国際交流協会が船橋市と協力して実施しているもので、2018年から始まりました。船橋市の高校生が夏休みを利用して米国カリフォルニア州立大学イーストベイ校の付属英語学校で英語を学び、ホームステイをしながら日常の生活を送り、街に出て英語漬けの生活体験をするものです。
早くから国際人としての感覚を身に着けたいとの思いが込められています。
異文化に触れる事で、コミュニケーションや積極性の大切さなどを学び、参加者全員が「とてもいい体験になりました」と感想を述べていました。
(以下体験の一部を紹介します)

★清水ちとせさんは、英語を話し、文化の違う人たちとも気持ちが通じあえることの楽しさを知った。
折り紙や浴衣を持参してホームステイ先だけでなく、ご近所とも深いコミュニケーションをとることに成功したが、スーツケースが重量オーバーしてしまうマイナスも経験した。
この後も楽しさを糧に国際交流の活動にも貢献したいと。
学校への移動は車、送迎付きだが途中の会話は英語しか通じない。会話の上達にはこれが良かった。トイレドアの隙間が大きいのには戸惑った。
英語力があがるとコミュニケーションの内容も濃くなる。順天堂大学の入学試験では栄養学への知識や思いを英語でアピールして合格を勝ち取る成果もあった。いつの日か又ヘイワードを再訪する日のためを続けたいと。

★細田愛美さんは、引っ込み思案の自分を変えたいと参加した。初めての海外で緊張した。「天使のラブソング」が好きで、そのシンガーにもあこがれていたがその国で今生きているのがうれしかった。到着早々に汗をかいたので、シャワーを使わせて頂いたがレバーの仕組みがわからず、いじっている間に壊してしまった。
お詫びして直してもらったが、それを機会に打ち解けられた。
失敗も良いきっかけをくれることもありますよ。
到着したらすぐに「あなたは家族なんだから、冷蔵庫を自由に使っていいよ」と言われてうれしかったと。
現地で砂糖と蜂蜜たっぷりの甘いドリンクを飲んでいると、やはり日本の苦いお茶が飲みたくなる。向こうにゆく時は日本の緑茶を持ってゆくことをお勧めしますとも。

★丸野萌え さんは、留学を通して自分を変えたいと応募した。10年程前にオレゴン州ポートランドに住んだことがあるが、ヘイワードは静かで暮らしやすい街だった。
初めて大学のキャンパスを訪問した時、机の上にテイクフリーの食べ物が置いてあって、不思議な感じがした。チャリティーの精神が強いみたい。
ホストマザーが日本みたいに,、時間にきちんとしてなくて授業にもずいぶん遅刻した。
受け止める先生方も細かなことにこだわらないおおらか方だった。
米国のシャワー文化も悪くないが、日本の湯舟は捨てがたい魅力がある。
身体が休まるし落ち着きますね。留学の最初には英語は単語のやり取りだったが、帰る頃には短い文章で日常会話を交わしていた。もっと英会話力を高めてヘイワードに戻ろうと。

★有田彩音さんは、初めての海外だった。学問や知識だけで外国を知ろうとするのではなくて、英語がコミュニケーションの道具となって生の生活を実感出来た。
研修のプログラムで英語へのモチベーションもアップしたし、ホームステイライフで自信もついた。
おかげで帰国後にはボランティアや生徒会活動にも積極的に参加するようになった。
現地ではすべてサイズが大きかった。ご飯の量は多いし、ハンバーガーは大きい。
ミルクセーキもビッグ。
ステイ先の庭は広くて、ゴルフの練習も出来る。鹿も遊びにくるようだ。庭での食事も素敵だった。
ホストのパパが陶芸を趣味にしていて、手づくりのマグカップをプレゼントしてくれてうれしかった。今も大切に使っています。
国境なき医師団など目にするボランティアの活動に興味が増したので、今後出来る範囲でサポートしてゆきたいと。

★浜口颯太さんは、現在海外でサッカーにチャレンジ中だが米国のスケールの大きさに刺激を受けた。以前に家族でグアムに旅行したことがあるが、米国本土はグアムなど島とは全然違う印象だった。
最初、自分が思っていたよりも英語が通じなかった。ただ相手の方が会話を理解しようと辛抱強く聞いてくれた。互いに理解しようと辛抱強く聞くことはすごく大切なことと感じた。
ステイ先で洗濯の回数が8日間で1回のみだったのは驚き。人それぞれだが、日本人は総じて神経質過ぎるのかも?キャンバスツアーをしていて、学校でサッカーコートやスタジアムまで持っているところも多いとの事、すごいですね。
船橋で社会人サッカーチームを立ち上げた。経験を積んできたことを生かして、オリンピックなど大きな大会を裏で支える仕事をしたいと夢を膨らませている。

長澤さんはヘイワード市でALTをしながら、留学生の面倒を見てくれています。留学生に質問が出ました。回答の中で学生からは、留学中や帰国後も長くサポートを続けて頂いていることへの感謝が次々と出て、留学生の面倒を見続けるお姉さんって感じですね。

留学生からは留学で視野が広がって良かった。一歩踏み出す勇気をもらった。船橋市のサポートも充実しているし、ホストファミリーも親切。迷っている人は思い切って留学いったらいいよ。って前向きコメントだらけでした。

船橋市とへイワード市の姉妹都市交流への期待することという質問には、
(1)ヘイワード市について語れる人がもっと多くなればいい。
(2)世界的に不信感が満ちている中で、姉妹都市交流は必要で互いに知り合うことが必要。
(3)発信力を高め、活動と動けるボランティアを増やそう。
(4)コロナの中で迎えた35周年を乗り越えて、さらに心の通う姉妹都市関係を発展させたいと。

ヘイワード市 ジョン・ヴィラネバさんは、サンフランシスコピア39への卒業遠足の思い出を質問で思い返させてくれました。見たことのない程たくさんのアシカや、風が強くて寒かったこと、ゴールデンゲートブリッジの見事な景色、何よりフィッシャーマンワーフの食べ物 クラムチャウダー、ボウディン・ベーカリーの大きなベーグルなど一挙に思い出したようです。蜂蜜たっぷりのスイーツもお勧めだとか。

コロナ禍の影響で両市の交流も途絶えがちであるが、現在ヘイワード市をはじめベイエリアではコロナ感染も減っており、マスクを取っている人も多くなっている。
モロー高校と市船高校の往来も停止中だが再開を心待ちしている。早く正常な姉妹都市活動が出来るように皆が祈っています。

船橋市国際交流協会の嘉規洋会長は、コロナ禍の制約の中での日頃の活動に感謝、このオンライン交流会の開催継続に激励と感謝を述べた。

次回のオンライン交流は6月頃を予定しています。

  • 短期留学の日程例

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  • ホストファミリーと

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  • 留学のキャンパスで

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  • 校外学習で

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  • 卒業旅行で

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  • 発表頂いた卒業生の皆さん

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