−『水
(みず)』を使(つか)った表現(ひょうげん)
  

日本(にほん)は、『水(みず)』が (ゆた)かな国(くに)です。このため、水(みず) (かん)する用語(ようご) 数多(かずおお) あります。そのいくつかを ご紹介(しょうかい)しましょう。

美人(びじん) 表現(ひょうげん)するのに、『水(みず)も したたるような美人(びじん)』という言葉(ことば)があります。しっとりとした肌(はだ) 魅力的(みりょくてき)な女性(じょせい)という意味(いみ)です。みなさんの 美人(びじん)の基準(きじゅん)はどうですか?

警察(けいさつ) 厳重(げんじゅう) 警戒体制(けいかいたいせい) しくというような時(とき)に、『水(みず)も もらさぬ』〜文字(もじ)どおり、一滴(いってき)の水(みず)も もらさない〜 という言(い)い方(かた)をします。用心深(ようじんぶか)い、わずかなすきもない、という意味(いみ)です。

(わる)い意味(いみ)で使(つか)われる例(れい)として、『水(みず)を さす』という表現(ひょうげん)があります。二人(ふたり)の仲(なか)をひきさく、あるいは、ある人(ひと)の軽(かる)はずみな言葉(ことば)や行動(こうどう) その場(ば)の雰囲気(ふんいき)を壊(こわ)すという時(とき)などに使(つか)われます。

『水(みず)に 流(なが)す』は、二人(ふたり)の間(あいだ)にある悪(わる)い感情(かんじょう)をすべて忘(わす)れて許(ゆる)しあうという意味(いみ)です。しかし、何事(なにごと)も簡単(かんたん)に水(みず)に流(なが)して処理(しょり)してしまえば、それでよいというものではありません。台所(だいどころ)で、よく処理(しょり)もせずに なまごみを安易(あんい) (みず)に流(なが)してしまうと、排水管(はいすいかん) つまってしまうことがあります。おたがいに (こころ) (ひら)いて よく話(はな)しあい、誤解(ごかい)を解(と)いたうえで、すべてを (みず) (なが)すように したいものです。

21世紀(せいき)は、『水(みず)の世紀(せいき)』ともいわれています。水(みず) 貴重(きちょう)です。大事(だいじ)に使(つか)いましょう。