3月30日

 

ALT ケヴィン・和夫 坂本さん

ALTとして市立三田中学校で教鞭をとるケヴィン・利夫坂本さんにお忙しいなか、時間を頂きインタビューしました。
注:ALTとはAssistant Language Teacher =外国語指導助手

お名前を伺うと日系アメリカ人のようですがルーツは?

熊本県の曽祖父(明治6年生)と和歌山県の曾祖母がカリフォルニアに渡り、農場で働いたのが我が家の1世です。

 

祖父の代にヘイワード市の隣のサンリアンドロ市に定住。3世で造園業を営むウェズリー坂本を父に1978年に誕生したのが4世の私です。

船橋市のALTとして活動している動機は?

カリフォルニア州立サクラメント大学で情報ビジネスを専攻。

2年間、日本語を勉強したが不満足でした。

 

世界の各国から移民して来た人々が母語で話し合うのを聞いて、私も日本語を勉強したい、それには日本で生活するのが一番と思い、応募し採用されました。

 

船橋は11年前に姉がALTで勤務した所、私が高校1年の夏に3週間、短期留学した所、父がヘイワード市・船橋市の姉妹都市委員をしていることなど、関わりの深い所です。

学校での仕事は?

2003年3月から芝山中(高根東小に週1回)に2年間、三田中で1年間、英語を教えてきました。

三田中では週19時間の授業とバスケットボール部の部活などが日課です。

 

授業は日本人の先生とのチーム・ティーチングが基本です。

私がネイティヴ・イングリシュを、日本人の先生は文法などの指導に当たります。

 

1年生はフレシュで、2年生は少し生意気、3年生は受験をひかえまじめです。

生徒たちはアメリカに比べ、礼儀正しく、先生を尊敬しています。

勉強も約70%の生徒は熱心です。

 

嬉しいことは、英語の不得意な生徒が「先生のおかげで、分かった!」と笑顔を向けてくれること。

困るのは、他人に迷惑をかける人。
 

日本で印象深いことは?

原爆ドームです。

 

アメリカ人は日本との戦争のことで、パールハーバーを知っていても、原爆の知識は「戦争を終わらせた」程度です。

 

実際に原爆ドームを見て核の威力を実感。
 

物静かで、少しシャイな好青年のケヴィンさんにお会いして、一昔前の日本のよき若者と話をしているようでした。今年3月末で学校を退き、都内でIT関連の仕事を求めるそうです。自炊生活は大変でしょうが、もう暫く日本をお楽しみください。有難うございました。

広報 坂井