マサチューセッツ州に加藤洋子さんを訪ねて

大穴北 伊藤 克子

何度も来日講演されている加藤洋子さん。21才でアメリカに渡り結婚、夫の暴力により離婚、ブライダルサロンを経営しながら、2人の娘さんを育て上げほっとする頃、次女シェリーさんがパートナーによって刺され、お孫さん共々死亡、2世代に渡って親しい人からの暴力(DV:ドメスティックバイオレンス)による被害にあわれました。

この悲しみの中から立ち上がり、現在はDVをなくすために、アメリカで働く日本女性たちとのネットワークも築き、日米両国で活動されています。居間に飾られた写真に毎日食事をお供えし、お墓にもお参りされる加藤さんは、日本の母親の姿でもありましたが、私たちを案内する先々でYO〜KO、YO〜KOと声をかけられ、信頼も厚くそのお陰で刑務所で女性受刑者との懇談、裁判所の傍聴など貴重な体験をさせていただきました。

帰国の日、ニューヨーク国連本部でのこと、ガイドに現れたのは若い日本女性、彼女の流暢な英語がわかるふりをする私。案内の最後イランイラク戦争の展示と共に、広島、長崎の原爆投下の陰影が焼き付いた屋根瓦、ぼろぼろになったズボンなどが、説明つきでガラスケースに。はっと我に返り、被爆国の国民なのだ、これを忘れてはならないと改めて心に誓い、あわててタクシーを拾い空港に向かいました。


国連本部にて(右端が筆者)

加藤洋子さんの講演会があります。

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テーマ「DVと戦う〜夫の暴力と娘の死をのりこえて」
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日 時:14年12月12日(木) 19時〜21時

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会 場:船橋市女性センター

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会 費:500円 当日参加自由 

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問い合わせ:TEL/FAX 047-457-3957(伊藤)