top

 

船橋市国際交流協会
FUNABASHI INTERNATIONAL RELATIONS ASSOCIATION

「国際交流協会ニュース」は、船橋市役所[戸籍住民課・国際交流室]・出張所・公民館・図書館・市内郵便局などにおかれております。ご自由にお持ち帰りください。

国際交流協会ニュース

1999.12月24日発行
<発行>船橋市国際交流協会   <事務局>船橋市役所国際交流室   船橋市湊町2-10-25   TEL 047-436-2083

目次

  1. 船橋市・西安市友好都市提携5周年を記念する行事、両市で行われる

  2. カリフォルニア州立大学ヘイワード校留学制度
    −ヘイワード市への留学生同窓会
    −第9期留学生の紹介
    −第10期留学生の募集について

  3. ズームアップ −異文化の中に暮らして−

  4. 漫画「露一小手」(ちょっとお見せします)のご紹介

  5. 船橋市国際交流協会ホームページを試験的に開設

  6. あとがき



船橋市・西安市友好都市提携5周年を記念する行事、両市で行われる

船橋市議会友好訪問団、西安市を訪問。率直に実り多い交流を展開

米井昌夫議長を団長とする一行6名が、西安市人民代表大会の招きにより10月11日から17日まで西安市を訪問、人民代表大会常務委員会の方々を始め西安市長と親交を深めました。友好訪問団を代表して米井議長と西安市に長期滞在の経験がある長谷川大議員に、当協会の井上副会長と野上広報委員長がインタビュー、西安市の変化、人民代表大会の人々や西安市長との交流の様子、今後の国際交流のありかたなどを伺いました。

最近の西安市の印象は?

「以前行った時より物が豊富になり、驚きました。きれいになりましたが、城壁の中までいわゆる近代化が進み、歴史のある古都が西欧化されていくのを見て、名残惜しい気持ちがしました」

---日本でもお馴染みのファーストフード店も増え、携帯電話も市内で盛んに使われていたそうです。
 

交流の様子は?

「西安市の方々との交流は、最初からフランクに打ち解けた雰囲気の中で行われ、一般にタブー視されているような話題にも率直な意見交換がなされました。当方主催の答礼夕食会に西安市長が出席くださり、感激しました」

---歓迎夕食会に続いて答礼夕食会にも市長が出席するのは異例なことだそうです。

経済発展については?

「経済開発区、ハイテク開発区を視察しましたが、計画どおり進められていることに感心しました。西安市からは、船橋市を通じて日本の企業の経済進出を呼びかけて欲しいとの希望がありました」

今後の国際交流はどのように?

「国際交流の基本は人と人、心と心の交流です。体制の異なる国との関係も人間同志の率直な交流が必要です。.国際化の今日、国際交流は船橋市民にとっても欠かせないことで、民間レベルの草の根交流が大事だと思います。そういう意味からも、船橋市国際交流協会のみなさんの今後の活躍を期待しています」
 

船橋市・西安市国際親善囲碁大会を開催

夏見台 小山清雄

11月28日(日)に浜町公民館で開催された船橋市・西安市国際親善囲碁大会に参加するため、総勢15名の西安市親善囲碁団が11月26日から30日までの5日間、船橋市を訪問しました。昭和63年に始まり、今年で第10回を迎えた大会当日は、午前に市対抗試合、午後に市内の囲碁愛好者との親善試合で、双方ともに12名による熱戦を展開、多くの観戦者やプロ棋士による試合解説もあって、盛大に行われました。

過去、船橋市の4勝5敗で迎えた今回、予想通りの白熱した試合になりました。結果は、対抗戦は7勝5敗、親善戦は5勝7敗。試合後、囲碁団のメンバーにインタビューをしました。

西安市囲碁団団長の董禄義さん「今、西安市では囲碁より将棋のほうが盛んだが、船橋市チームの強さを考えると、囲碁にもっと力を入れなければ。また、今回の訪日で多くのことを勉強させてもらった。特に、まちのすばらしい発展と活気に溢れた状況は、目を見張るものがある。これからは日本を目標に私たちも頑張らなければならないと思う」

年少の張愛さん(2段、11歳)「友達へのお土産を何にしようか」 試合には惜敗しましたが、日本行きを羨ましがって見送ってくれた友達がとても気にかかる様子。

西安市テレビ局の記者、張望明さん(2段)「じかに日本を肌で感じることができ、これからの仕事に大いに役立てそうだ」

将来、船橋市、奈良市、韓国慶州市との4市で囲碁だけではなく、他の試合も含めたミニ・オリンピックを開催し、国際親善の輪を広げていきたいと、最後に話してくれました。
 

カリフォルニア州立大学ヘイワード校留学制度

ヘイワード市への留学生同窓会

世話人代表のセツさんとウェスリーさんを囲んで

習志野台  中川 みさ子

船橋市国際交流協会が毎年3人の留学生を米国カリフォルニア州立大学ヘイ ワード校に派遣する事業も、今年で9年目になりました。

先日、ヘイワードでこれらの留学生のお世話をしていただいている鶴本セツさんと、姉妹都市委員長を何度も務められたウェスリー・サカモトさんが船橋を訪問されました。 そこで、10月24日に当協会理事の田嶋俊一さんのお宅で、留学生とその関係者20人近くが集まり、アメリカでの思い出を語る交歓会が行われました。

この席に今期ALTとして前原中学校などで英語を教えているニール・ヤマグチさんも加わり、日本語と英語を交え、アメリカでの思い出、現在のことなどを語り合い、会は大いに盛り上がりました。

また、料理好きなセツさんのリードで、田嶋夫人、海外女性セミナー友の会の梁瀬厚子さん、6期生の小林幸さんのお母さんたちが手料理。若者たちの旺盛な食欲を満たしました。

楽しい語らいの中で、これらの留学経験者たちの貴重な意見、提案、感想などについてインタビューしました。

 Q.留学をしたいと思った動機は?

  ・異文化の中で、生活をしてみたかった。(5期 神谷麻紀子さん)
  ・英語を勉強したかった。

 Q.ヘイワード留学中、一番楽しかったことは?
  ・ハロウィンの時、ルームメイトとかぼちゃの掘り込みをしたこと。(8期 小川はるなさん)
  ・米国内での旅行、ルームメイトとの交流、友達との食べ歩き。

 Q.アメリカと日本では、学生の一番大きな違いは?

  ・アメリカの学生は自分自身が好きなことを伸び伸びやっている。(2期 御郷真弓さん)
  ・アメリカの学生は積極的に発言するが、日本の学生は受身である。
  ・アメリカの学生は自分のことは自分で考える。

Q.ヘイワードのまちの印象は?

  ・サンフランシスコに近くて便利。(7期 軍司直子さん)
  ・鎌ヶ谷市のような感じ。(8期 中山晋介さん)
  ・安全で閑静。 空気が良く、広々した環境。

Q.留学は今の生活にどのように関連していますか?

  ・通訳や翻訳の仕事をするのに役立っている。(4期 岡崎真紀さん)
  ・留学中に勉強した写真のクラスがきっかけで、フォトグラファーになりました。
    (4期 中川正子)
  ・現在、英語テキスト出版社に勤めています。
  ・自信がついた。

Q.今後留学する人に対するアドバイスは?

  ・チャレンジ精神とスマイル。(3期 大野和久)
  ・いろいろな体験をしてほしい。
  ・積極的に自分というものを出して、楽しんで欲しい。
  ・姉妹都市委員会の方々に対する感謝の気持ちを忘れないように。
  ・やはり、英会話の準備をしておくことは大切です。

Q.留学を終えて、船橋市国際交流協会に提言したいことは?

  ・ヘイワードの若者がもっと船橋を訪問する機会が増えれば。(5期 十川真由美さん)
  ・ヘイワードと船橋の相互交流がこれからも続くように。
  ・留学制度は今後も継続してほしい。

このような意見を聞いて、この留学体験が彼らにとってどれほど重要であったかを改めて実感しました。

また、これまでの学生たちをアメリカでのお母さんのように世話し、まさに日米間の架け橋の役目を果たされてきた鶴本セツさんから感想をいただきました。

「留学のあと、留学生だけでなく、そのご両親も友達もアメリカを訪問して日米親善
が進んでいると感じます。そして、これらの人たちとクリスマス・カードの交換も続いていて、ありがたいです。

船橋から多くの優秀な学生が来たので、今後もこの制度が継続されるとよいと思います。
また、留学生はアメリカで学んだことをぜひ日本で活かしてもらいたい。また、アメリカと日本の交流を続けるには、英語の勉強が特に大切です。

アメリカに留学しようとする人は、日常生活上での最低限のしつけ、例えば、ベッドメーキングはきちんとするなど、身につけておくこと。また、イエスとノーをはっきり意思表示するように」セツさんの意見と留学生たちの意見を考えあわせて、改めて日米の学生の基本的な習慣や気質の違いを感じました。このような貴重な経験をした留学生たちが、今後それぞれの道で活躍されることを念じています。
 


第9期留学生の紹介

第9期留学生のプロフィールと留学の動機・抱負をご紹介します。3名は平成11年9月15日に渡米、数日間ヘイワード姉妹都市委員の方々のところでホームステイし、現在はキャンパス内の寮で生活しながら勉学と文化交流活動に励んでいます。

荒木恵美さん (1972年生まれ )

法政大学英文科卒
趣味:キャンプ、トレッキング、写真、音楽・映画鑑賞など 
履修希望科目:主に、人類学

「外国の友人の中には日本に関心の高い人も多く、相手の国について学ぶのと同様に自分自身が日本について勉強する必要性を強く感じています。外国との文化や習慣の違いにより誤解が生じているのが世の現状なので、日本人の思考や行動を紹介するといったことを通じて相互理解を深めてきたいと思います」
 

大森浩生さん (1978年生まれ)

上智大学経済学科2年
趣味:テニス、コンピューター 
履修希望科目:主に、経済学

「インターナショナルスクール(バンコク)を卒業したものの、英語力に納得がいかず、今度は英語圏で本場の英語を学びたいと思い応募しました。今ままではアジア系の友人ばかりで、国際人だと自分で思いながら、実際はアジア的視野しかもっていないことから、このプログラムを通じて更に国際的視野を広げたいと思います。また、コミュニティサービスなどを通じて、地域の一員になれるよう努力したいと思います」
 

中村礼子さん (1978年生まれ)

青山学院大学英米文学科4年
趣味:写真、絵画、華道、映画鑑賞
履修希望科目:主に、スペイン語

「以前から国際交流を通して多くの人と出会い異なる価値観を知ることに大変興味があり、このプログラムがその機会を私に与えてくれると思いました。様々な言語を知ることが好きで、留学中にスペイン語をマスターしたいと思っています。また、思考が言語に与える影響についても勉強したいと考えています」
 

第10期留学生の募集について

1.募集期間 平成12年2月1日(火)〜2月29日(火)
2.基本的な応募資格
  @船橋在住1年以上
  A高校卒業以上で、満20才以上30才未満
    《@Aは平成12年4月1日現在》
  BTOEFL:525点以上取得済み
3.その他 若干の変更の場合もありますので、詳しくは2月1日付けの「広報ふなばし」をご覧下さい。

ズームアップ

  −異文化の中に暮らして−

趙 雲飛さんは、中国の雲南省のご出身。1才の女の子のお母さんで、「日本語サロン」で日本語を勉強中。千葉県庁にお勤めのご主人が国際協力事業団の仕事で中国に行っていた時に、北京で英語の通訳をしていた趙さんと出会いました。日本に来て3年の感想を寄せて下さいました。

「日本の物語から思うこと」     印内 趙 雲飛

日本に来た頃、日本の物語を読んでびっくりしました。「鶴の恩返し」や「七夕」の中の主人公は中国の物語とよく似ていますが、表現方法はずいぶん違います。例えば、日本の「七夕」は織り姫と牽牛の物語ですが、互いに仕事に専念しなかったので、神様はこの男女を分けて、1年に1回7月7日に天の川で会わせることにしました。これは日本人に受け入れられる表現方法です。しかし、中国の「七夕」では神様はすごく残酷に表現しています。織り姫は天女のため、人間の男と一緒に暮らすことは許されなかったのです。すごく悲しい内容です。

同じ名前の「七夕」でも、このように表現方法が異なるのは、やはり両国の人の考え方とか文化とか国民性とかが違うからだと思います。物語からでも、日本人はすごく寛容な国民のように思われます。だから、日本人は本来は親切で平和に暮らす民族だと思います。
他の国に比べると喧嘩が少ないように思います。仕事中とか公共の場所とか家の中の、ちょっとしたいさかいでも、双方どちらからともなく、優しく丁寧に謝ります。したがってすぐにわだかまりも消えます。
 
一方、ほとんどの中国人は自我が強く反省の態度が全然ないので、いつもすぐに口論になります。私も日本に来た頃はいつも相手の方が悪く、自分は悪くないと思っていましたが、長く日本に住んでいると段々謙虚になってきました。日本人社会の秩序、清潔、行儀の良さ、きめ細かいサ−ビスなど、様々ないいところに接してからは、心から日本の良いところを認めなければならないと思っています。
 このような環境の中で生活していると本当に反省するようになってきます。これから、日本人のよいところをまねてきちんとやっていきたいです。中国と日本の良い文化や習慣を一生懸命に勉強すると、違った人生を楽しめそうに思います。

漫画「露一小手」(ちょっとお見せします)のご紹介

小室町 山田 紀美(中国語講座あすなろ会)

小室公民館で活動するサークル、中国語講座「あすなろ会」が漫画表題集「露一小手」を作りました。日常の生活や心理を描いた滑稽漫画に、各人の発想で日本語と中国語で題をつけたもの。

抱腹絶倒の内容やブラックユーモアも楽しめます。皆さんならこの漫画をどう解釈しますか?頭脳の活性化や思考の柔軟性に役立ちますし、語学に興味のある方にもお勧めです。協会事務局で閲覧できます。
 

船橋市国際交流協会ホームページを試験的に開設

先月下旬、ついに協会のホームページができました。協会の広報委員会ボランティア有志による力作です。協会ニュースや外国人向け情報誌”YOKOSO” to FUNABASHIなどのほか、協会に関するいろいろな情報をタイムリーに提供していきます。ぜひアクセスしてみてください。

ホームページ・アドレス
http://pws.prserv.net/jpinet.oendoh/

あとがき

定期に発行される協会ニュースとはいえ、この号がお手許に届く頃ミレニアムの最終版ということであれば感慨もまたひとしおといったところ。

当初はやや戸惑い気味であった担当の各委員も、今日では取材に、編集に、校正に、はたまたカメラウーマンとして、八面六ぴの活躍ぶり…

新しい年からは読者の希望も取り入れた記事を掲載して、ますます内容を充実していきます。みなさんのご意見・ご要望をお寄せ頂ければ幸甚。  (T.T)