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ブエノスアイレス レポート(2)

塩田悦三郎

ブエノスアイレスレポート 目次

1.

広くて大きい国アルゼンチン

2.

神々しい「イグアスの滝」

3.

フットボル

4.

タンゴ

5.

スペイン語余話

6.

結婚式

7.

ヴィバ!ポルテーニョ!

8. 「サルタ・ラ・リンダ」

世界三大瀑布の一つ「イグアスの滝」は、ブエノスアイレスの北約1,100km、飛行機で約2時間の位置にあります。

ブエノスアイレスに住んでいますと、アルゼンチン人からはもちろん日本人からも「イグアスに行った?」と聞かれます。それだけ有名なのです。

実際現地に行って見ますと想像以上の大きさで自然の偉大さにただただ圧倒されるだけです。

機上からも水煙が見えました。滝に近づくと水しぶきが雨のように降りかかり、カメラが濡れてしまうので記念撮影もままなりません。用意していたタオルで拭きながらの撮影でした。

滝の幅は4kmあるといいます。地球の丸いことを知らなかった大昔の人々は海のはずれに行くと海水が落下するものと思っていたようですが、その有様を見ているような気がします。大きな滝を瀑布といいますが、遠くから見ると幅の広い布がぶらさがっているようですので言い得て妙です。


イグアスの滝「悪魔の喉笛(のどぶえ)」
滝の幅は約4kmあってアルゼンチンとブラジルにまたがっている。
この「悪魔の喉笛」はアルゼンチン側の最大の滝。
超大量の水の流れ落ちるさまはすさまじい。

「イグアスの滝」は大小無数の滝から成り立っています。最大の滝は、「悪魔の喉笛(のどぶえ)」と言われていて近づくにつれて落下する水音があたかも雷鳴がとどろくかの如く身体を揺るがします。喉笛といわれるのはこの滝の中央が丸みを帯びていて、落下する水音が複雑に反響し合い、人間には出すことができない独特のひびきを出しているからだと思います。

「イグアスの滝」のこれ以上の説明は、旅行のガイドブックにお任せしたいと思います。

この大量の水が流れ落ちるさまを見たり感じたりすることは、自然が人間に与えてくれる最高のプレゼントです。何も知らずに訪れても、感動することでしょう。ただ見ているだけで、心に安らぎをおぼえます。「母なる海」という言葉がありますが、「イグアスの滝」は「母なるイグアスの滝」といっても差し支えないと思います。「神々しさ」さえ感じます。

ブエノスアイレスに来られましたら「イグアスの滝」をぜひ一度ご覧になってください。

イグアスの滝(部分)

幅が約4kmあるイグアスの滝は、このようにおとなしくてやさしい面も持ち合わせている。

緑と白のアンサンブルが美しい。

一言付言させていただきますと、この滝はアルゼンチンとブラジルとの2カ国にまたがっています。その割合は、8020です。なぜ、5050でないのかわかりません。また、それぞれ世界遺産に登録されています。

「ブエノスアイレスは安全でしょうか」

ブエノスアイレスレポート(1)を読んでくださった方から早速、「アルゼンチンに行きたいけれど治安状況はどうなのか」との質問を受けました。

日本と比較すれば中南米各国の治安状況がよくないのは事実かもしれません。でも、アルゼンチンの治安状況は、中南米ではチリの次に良いと言われているのも事実です。

私達日本人が旅行や仕事で外国に出かける時、必ずといって善いほど旅行社や外国生活経験者から「日本とは違うから注意した方が良いですよ。」と言われます。それは正しいアドバイスだと思います。私もブエノスアイレス空港に着いたその日から治安情報と対策のレクチャーを受けました。

結論を申し上げますと、「日本国内外で受けた注意事項を守ればほとんど安全」です。私の中南米2カ国(チリとアルゼンチン)の生活経験から得た安全対策を具体的に申し上げましょう。

  1. パックツアーは安全です。但し、グループから離れないでください。

  2. 危険と言われている地域(日本大使館や現地に住んでいる日本人に聞けば教えてくれます)には行かないでください。

  3. 貴重品や装飾品は極力持たない、身に付けない。現金・カード類は必要最少限度を小分けして。おしゃれはしない。

  4. 一人歩きは出来る限り避ける。夜間の一人歩きはしない。歩行中は、時々振り返る(防犯効果が大です)。

  5. バッグは袈裟懸けに。財布は人前で開けない。

等々です。

「ないないづくし」では、外国旅行の楽しみが「ない」のではないかと言われる方がいらっしゃると思います。私も当初はそう思いました。

おしゃれしても安心して外出する方法がちゃんとあるのです。それはレミス(日本のハイヤーに似ていますが料金はそれほど高くない)を利用するのです。流しのタクシーより少し高くつきますが、世界三大劇場の一つ「コロン劇場」でオペラを見ても、名物のタンゴショーに行っても安心してホテルに戻れます。昼間のラフな格好のあなたと夜の着飾ったあなた。一人二役を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ミラノのスカラ座に次ぐ世界第二の大きさで、
パリのオペラ座と共に世界三大劇場の一つ。
大きさといい、装飾といいブエノスアイレスが
南米のパリと言われている所以の一つ。

7月9日通りとオベリスク

7月9日は、独立記念日。

この道路巾は世界一と言われている(約140m)。

オベリスク.は、市創設400年を記念して建てられた塔。

いずれも1936年の建設。

以上は主としてブエノスアイレス市内でのお話です。

大都会を離れた地方では安心して旅行が楽しめるようです。これはどこの国でも同じかもしれません。因みにイグアスの街では心配するようなことは一つもありませんでした。

この項の冒頭に申し上げましたように、「ここは日本でなくて外国。」をモットーに行動していただければ、ほとんど「安全」です。

ぜひ、ブエノスアイレスにいらっしゃってください。お待ちしております。

チャオ(さようなら)。