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交流委員会 文化交流グループ 田仲泰子

 

 

5月中旬というに、あいにくの曇り空、上着がほしくなるような肌寒い天気。
「バラが咲いていますように。」と願いつつ、旧古河庭園へ向かいました。

目の覚めるような色とりどりのポピーに迎えられ、旧古河邸の館内へ。美しい和紙の壁紙は適度な湿度を保つため、との学芸員の方の説明に聴き入る。バラを愛した富士子夫人のためにつくられたバラをモチーフにした暖炉や扉の彫り物、洋間のバラの壁紙。2階は一見洋間に見えるのに、戸を開けると見事な日本間。欄間や障子の桟の繊細さに見とれてしまう。ジョサイア・コンドル設計の西洋庭園に映える洋館の内部がこんな造りになっているのかと、当時の財閥の豊かな生活ぶりに驚く。

 

次に、庭園へ行ってバラを鑑賞する。「プリンセスミチコ」「マサコ」「ダイアナ」など名づけられたバラは、やっと開き始めたところ。満開にはまだ間があるが、咲き始めの美しさはなかなかのもの。純白、深紅、ピンク、クリームにすこしピンクの混ざったもの、真新しい花びらにうっとりしながら、心ゆくまで楽しむ。

 

階段を下りていくと、日本庭園が広がる。新緑の屋根の下で昼食タイム。ぱらついてきた雨を気にしながらの昼食を済ませて、日本庭園を一回り。自然の風景をイメージした滝・心字池・石灯籠・お茶室などを見て、入り口付近で全員集合。「ここで交流しましょう!」の声に、各班ごとに笑顔とポーズで自己紹介。いつもの交流グループらしい盛り上がりに大笑いしたら、冷え込んだ体が温まってきた。

次は、斜め向かいにある北区防災センター。ここは、地震の体験ができるというのが呼び物。「阪神大震災」の様子と‘地震のときの心得’のビデオを見て、日ごろの備えと危険を避ける工夫を学習し、起震車体験へ。畳を敷いた部屋のセットに靴を脱いで上がり、座布団に座る。しだいに揺れが激しくなり、座っていられなくなる。「震度5」「震度6」「震度7」、そして「阪神大震災」「新潟大地震」、実際の地震の激しさと揺れの長さ(2分)に頭を抱え込み、床にしがみつくだけ。「逃げるなんて無理ね。」「動けないよ。」とみな真剣な顔。「帰ったらすぐに避難用品をそろえなきゃ。」の声にうなづきあう。

 

バラでうっとりした後の地震体験はどうかな、と思いましたが、昨今よく起きる地震に不安な気持ちでいただけに、この体験とビデオによる学習は、よかったようです。楽しく、また意義のある1日でした。