王 冰

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「アロー!」。(これは、Helloのフランス式発音ではなく、フランスの挨拶の言葉Allo です)。またパリで困っている王です。

前回の"フランスで困ったこと:その1"という小話でフランス語の「H」の発音について皆さんに忠告したばかりなのに、今度は自分がHOTEL(オテル)のことで大失敗をしてしまいました。しかし発音の問題のトラブルではありませんでしたが。

先日、私はパリ市内のHOTELに泊まっている梅亜(メイア)という大学時代の友人に会いに行きました。地下鉄のSt Michel Notre Dam(セン ミセル ノートル ダム)駅でおりましたが、ホテルの名前と住所を書いたメモがなかなか見つかりませんでした。ただ、そのホテルは大きな建物で、駅から見えるという事を友人から聞いたことだけは思い出しました。道に迷って歩いていると、突然「HOTEL DE VILLE」の文字が書いてある立派な建物が目に入りました。今日は運がいいと私は大喜びで近づくと、建物から垂れ下がったフランス国旗の下に拳銃を持った警察官が立ってる事に気がつきました。凄いところに泊まっているなあと私は思い、梅亜君はこの十年間で大物になる夢を叶えたことに大いに感嘆しました。

パスポートを警察官に見せ、メイア(梅亜)に会いに来たと質問に答えました。警察官はびっくりした表情で私を見て、もう一回私のパスポートをよく見たあと、彼に会う約束は取ってあるかと私に聞きました。彼は昨日私に電話をくれたと答えたところ、「もういい!」警察官はいいました。彼は「ここはパリ市庁舎で、オテルではない!市長は一昨日からドイツへ訪問に行っている」といっています。「市長?」私はびっくり仰天、それに警察官がいっていることがさっぱり理解できません。私はたいへん困って大慌てです。でも幸いなことにパスポートの中から彼のホテルの名前と住所を書いたメモが出てきたので本当に助かりました。警察官はメモを見てすぐ近くのある建物を指していいました。「お前が探しているのはあのオテルだ!」

全ての事情がすぐには呑み込めなかったのですが、私は大変なミスを起こしたと気が付き、面倒になるといけないので、慌てて警察官のそばを離れました。そしてやっと無事梅亜君に会えました。彼は通訳の仕事で、ある商業調査団と一緒にパリにきたそうです。彼と話をして、「HOTEL」は読み方は「オテル」ですが、ホテルの意味の他に、役所の意味も有ることが分かりました。「HOTEL DE VILLE」はパリ市庁舎です。偶然にも彼の名前の「MEIYA」が「MAYOR(市長)」の発音に似ていたのも間違いのもとでした。

 

さて前回のフランスの発音の小話から「なぞなぞ」を思いつきました。皆さんも頭の体操に如何ですか? 答えは次回のフランス便りで。

  1. 日本では怖がられているのにフランスでは喜ばれているものは何でしょう?
        ヒント:中国ではどちらも喜んで食べられていますね。  

     

  2. 日本ではお鍋料理に欠かせないものですが、フランスで持つと困るものは?  
        ヒント:野菜から女性に進化したものです。  

     

  3. 日本で美しいサウンドでも、フランスではうるさくて困るものは?  
        ヒント:夜中に迷惑なものです。