松谷智代

青山学院大学国際政治経済学部・国
際経済学科3年
趣味:ピアノ、映画鑑賞、音楽鑑賞
履修希望学科:ヒューマンディベロップメント、スピーチコミュニケーション、人類学、心理学

「英語の勉強のほか、アメリカや他の国からの留学生など異なる価値感を持った人々と交流し、視野を広げたいと思います。米国の大学の授業では学生が発言する機会が多いということなので、その場を利用して自分の考えを確立したいと思います。音楽やファッションなどの若者文化の情報交換やピアノでの日本の歌の紹介などに興味をもっています。」 

915日にここアメリカのヘイワードにやってきて半年の月日が経ちました。はじめは当然のことかもしれませんが、不安でいっぱいでした。自分の英語はどれぐらい通じるのだろうか、ルームメートとはうまくやっていけるのだろうか、授業にはちゃんとついていけるのだろうか、等々。

でもそんな心配も私の場合は3日でふっとびました。カリフォルニアの暖かい気候も、フレンドリーでのんびりとした人々も、何もかもが大きくて広々とした土地柄も、全て自分にぴったりで気に入ってしまいました。私のルームメートは皆私と同じようにヘイワードに来たばかりということもあって、すぐに仲良くなり、一緒に買い物に行ったり金曜の夜はパーティーに行ったりしました。述べたい事はたくさんありますが、全てあげていてはきりが無いのでここでは自分の選択した授業の事を中心に述べたいと思います。

現在2学期目が終わったところで、私が今までに履修したクラスは英作文、イングリッシュ・ボキャブラリー、ロックンロール史、アドベンチャー・リクリエーション、アメリカン・ヒストリー、スペイン語、そして体育にセルフ・ディフェンス、エアロビクスの以上です。

初めの学期はあまり大変な授業をとらず、楽しみながらアメリカでしか取れない授業をと考え、比較的楽しい授業を選択することにしました。私はアメリカに留学する目的の一つとして、異なった人種の人々と触れ合うことでもっと自分の視野を広げたいと思っていたので、そう言った意味でアドベンチャー・リクリエーションのクラスはとても良い経験でした。このクラスは、2ヶ月間土曜日を利用して皆でハイキング、カヤック、バンジ−ジャンプ、ロッククライミング等に挑戦するといったものです。ただ遊びに行くだけではなく、その際に起こりうる危険性を予測したり講義を受けたり、他の人と協力しなければできない事だったりと学ぶ事も多い授業でした。何よりも、こっちに来てまだ友達が少なかった私にとって友達をつくる良い機会でした。このクラスでできた友達とはその後も週末に遊びに行ったり家に招待してもらったりと、とても親しくなれました。

英作文の授業は、もともとエッセイを書く事が好きな私にとって、正式な書き方を順を追って学べる大変勉強になる授業でした。特に先生がとても親切で、週に1度授業とは別に個々に自分の書いたエッセイを見て指導してくれたのがとても良かったです。

ヒストリーは1877年以降のアメリカの歴史について学ぶ授業で、今回の中では最も難しかったです。まず宿題としての教科書を読む量がとても多く、もちろんそれを読んでいかないと授業について行くことができません。先生の講義も黒板はほとんど使わず口で説明するため全て聞き取ることがとても難解でした。しかし第2次世界大戦についての講義は大変興味深く、日本で学んだものとは多少違っており、アメリカからの視点でも勉強できたことはとても良かったと思います。

そして体育にセルフ・ディフェンスを取ったのですが、これがとてもいい経験となりました。この授業は犯罪の多いアメリカにおいて女性が自分の身をどうやって防御したらいいかを学び、実践する授業で、定員が15人であるにもかかわらず50人近くの生徒が履修希望するほどの、人気のある授業でした。それもそのはずで、毎週警察官の方々に直接指導してもらえるクラスなのです。私は運良くそのクラスに入る事ができ、毎週さまざまな防御法や攻撃技を教わりました。最後の授業の時には終了した証明の賞状もいただき、大変うれしい経験となりました。

私がこっちに来て最も関心した事は、アメリカの大学生の学生としての姿勢です。学校のある平日はみんな夜まで教科書を読んだり、宿題をしたりと一生懸命勉強します。その代わり金曜の夜から週末にかけてはパーティーに行ったり遠出したりと思いっきり遊び、日曜の夜にはまた月曜からの授業に備えます。そういっためりはりのある学生としての生活を日本の大学生も学ぶべきだと思いました。残す所あとわずか一学期のみとなってしまいましたが、この貴重な時間を有効に大学生活、交流活動に頑張って行きたいと思っています。