井上登喜弥

カヌーから見る世界、人との出会い

去る12月10日、中央公民館で国際交流協会主催の講演会が開催されました。講師は岩瀬和博さん。柏中央、国府台、佐倉高校の校長を歴任され、平成13年3月敬愛学園高校の校長を退職するという経歴の方で、演題は趣味のカヌーでの川下り。実際に使用した折りたたみ式のカヌーを持参してのお話でした。

講師は、今年66才。50才で国府台高校長の時、江戸川でカヌーを始め、その後は日本中の海や川を下り、英国・テムズ川、ドイツ・ネッカー川、フランス・ロワール川、中国・漓江に挑戦しました。

講師は、持参した折りたたみ式カヌーの組み立て方、操作方法などを交えながら、川下りの面白さをいつ尽きるともなく続けられ、最後にやっとビデオを見ながらの外国での体験、現地カヌーイストとの交流について話をしれくれました。

約70人の聴衆のうち少なくとも50人は講師の教え子かカヌー仲間と見られ、さながら同窓会といった感じ。一般の参加者は少なかったのですが、それでも講師の熟年パワーにも圧倒され、皆熱心に聞いていました。

このようなお話、冒険好きな人にとってはたまらないことのようで、ツーリングを趣味とする参加者から「とても面白かった」という感想がありました。ただし、国際理解・交流という観点からは、いささか欲求不満の印象を免れなかったように思えました。