マヤ文明の不思議
日本とメキシコとの長い交流

井上登喜弥

去る11月17日中央公民館において、元毎日新聞社メキシコ支局長の滝本道生氏を招いて講演会を開催しました。

100人の参加者を前に講演会は、マヤ文明の不思議、特にすぐれた数学、天文学や暦の話、日本とメキシコとの長い交流の歴史など、講師の交流体験を交えて進められました。氏が学生時代にホームステイでお世話になったエチェベリア氏が大統領になった直後の1971年から日本・メキシコの学生交流が始まり、現在まで累計3,200人の学生が相互に留学した由、両国の関係の深さを再認識しました。

質疑の時間にはたくさんの手が上がり、マヤ文明に造詣の深い質問も出て、講師がたじたじとなる場面もありました。

かってメキシコや中南米に多くの日本人が移住しましたがその子孫達が現在は日本で働くようになっています。これらの人たちは、顔は日本人と同じであってもメンタリティや行動パターンはメキシコ人であり、ブラジル人やペルー人です。同じ顔つきであるからといって彼らを日本人の延長線上でとらえると誤解が生じるというお話があり、印象的でした。こういう違いを十分理解した上で日系の人たちを受け入れることの重要性を感じました。