山路美之・佳子

ワルチング、マチルダの箏の演奏で始まった歓迎パーティーはオーストラリアの人たちに、小さな驚きと喜びをあたえたようでした。

一月の中旬に、船橋市国際親善の会の山田会長さんより、四日間のホームステイの依頼を受けました。オーストラリアのメルボルンから9名のグループで、日本の各地を約三週間の予定でまわっていました。

早速心に残る想い出作りをと考え、日本の伝統音楽の箏、尺八の演奏で、オーストラリアの国の歌を編曲してみました。はじめは、驚きながら箏に興味を示し、次第に口ずさみそして皆で大きな声の大合唱になりました。又、「春の梅」「鹿の遠音」など英語で説明をして、箏、尺八で演奏をしてみました。水を打ったように静かに聴いて下さいました。その時、感動の涙を流して、心から喜んでくださいました。

音楽は言葉をこえるという感激を新たにしました。短い時間でしたが小さな国際親善ができた2000年の年明けでした。

山路美之

2000年3月9日


空気が張り詰めたような、感動の嵐がからだ中に伝わってくるようなそんな、雰囲気の場所にいたことはありますか?

私は2000年の幕開けに素敵な思いをしました。それは、久々に我家に海外からの訪問者ジャンさん(オーストラリア、メルボルン在)との、WELCOME PARTY IN FUNABASHI の時のことです。

このパーティーで私達は日本の伝統文化のお琴を弾くことを計画していました。初めに、オーストラリアで最も有名な「ワルツイングマチルダ」を母と豊田さんが演奏し、春の梅を私が、最後の尺八の方がの「鹿の遠音」を演奏しました。「ワルツイングマチルダ」では会場中から口ずさむ声が聞こえ、「春の海」や「鹿の遠音」ではみなが真剣に耳を傾けているのが伝わってきました。中には涙を流し、拍手をしてくれる人もいて、この場所で演奏でき、本当に、よかったと、思えたほどです。

国際交流は、日本の文化を再認識する上でとても重要な役割を果たしています。日本に住んでいても日本の文化に触れることなく、生活をしている人がほとんどです。偶然、国際交流をした日本の方にも、日本の音楽のよさを知ってもらうこともでき、また日本人同士の新しい出会いもあり、刺激があって楽しいものです。是非、多くの人に私達の感動を味わっていただきたいと思います。

山路佳子