山田紀美


小室公民館の中国語サークル「あすなろ会」では、恒例の小室町文化祭りで中国語歌謡を皆さんに紹介しています。今年は11月5日に発表交流を行いました。中国歌謡に親しむことで、その美しいメロデ
ーや歌詞を楽しみ、その歌にイメージを膨らませ、遠く離れた異国の情緒や風景などに想像を巡らせています。中国語は未熟な私達も歌を通して、益々異文化に親しみを感じるようになりました。文化的交流ばかりでなく、私達会員同士や会場に集まった方々と心の交流ができました。

まず資料の収集から準備はスタートしました。中国語歌謡の楽譜は数も限られていて私達素人には手に入りにくいのですが、会員達が持っていたり、中国旅行で買った中国歌謡のテープ、CDや本の中から選曲しました。会場の聴衆と一緒に楽しめる曲ということで、昨年は日本歌謡曲「北国の春」を歌ったところ、これで一層交流が盛り上がりましたので、以来中国語で歌う日本歌謡の収集も心がけてきました。この準備の過程で、講師のご家族の台湾在住の方に現地のカラオケスタジオで歌詞を調べて貰ったり、中国本土在住の別の中国人講師のご家族にインターネットを通じて歌詞を調べて頂いたり、まさに準備も国際的?になりました。今年は「小城的故事(小さな町の物語)」、「北風吹(北風吹いて)」「雁南飛(雁は南へ飛ぶ)」などを披露しました。  

当日は丁度来日していた講師のお母様の飛び入りの出演があったりして、まさに国際色豊かな思い出深いものとなりました。私達の手作りの演奏ではありましたが、琴やピアノやシンセサイザーを使った演奏で、美しいメロデイーを皆さんに楽しんでいただけたようです。それになによりもこの発表の過程で、私達が想像した以上に海を越えた交流ができたことが大きな収穫でした。これからももっともっとレパートリーを増やし、楽しみながらなおかつ文化的交流にも役立てたらと思っています。そして私達と一緒に中国歌謡を楽しみませんか?

バックに流れている曲は「海よ、ふるさと」という中国曲で、小室文化祭り第一回参加の際にこの曲を歌いました。私達はその雄大で美しいメロデイーと詩がたいへん気に入り、それから「あすなろ会」のテーマ曲として親しんでいます。

“幼い頃、私の母はいう、海辺に生まれ、海辺で育った海の子。海は私の故郷。海よ海、それは私の生きるところ、風が吹き波がおし寄せ、私と共にどこまでも漂う。海よ海、それは私の母。遙か彼方に広がり、そしていつも私のそばにある。”

どこまでも広がる大海原を心に描いて聴いて下さい。

写真をクリックしていただくと、今回演奏した中国曲のうち「北風ふいて」のメロデイーが流れます。

(参考文献・北京放送 中国語で歌おう今週のうた)