荒木恵美  

法政大学英文科卒
趣味:キャンプ、トレッキング、写真、音楽・映画鑑賞など 
履修希望科目:主に、人類学

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1歳から船橋に生まれ育った私には、車はあまり必要のない生活手段でした。学校や職場に行くのは電車、最寄りの駅までは徒歩圏内―自動車の免許は取得したものの、実際運転をする機会はたまの旅行などをのぞくと、月に数回・・・といったところでした。 

ところが、ヘイワードでは事情が全く違います。大学と私たちの住むスチューデント・アパートメントはスーパーやその他諸々の施設がある下界から1マイル先の丘の上にあるのです。大学は道を隔てた向こう側ですが、食料の買い出し(これが一番重要!)、その他の買い物、BARTという電車を利用してどこかに出掛ける時―すべて車がないと駄目なのです! 

roomemi.jpg (112739 バイト)もともと国際交流室の方からは「車がないと生活できない」とのお話を伺っていました。私もアメリカと言えば車社会という図式は頭の中でできあがってはいたのですが、ヘイワードに来るまではそれが今ひとつ実感できないでいました。 

幸い私たちは前回の留学生の中山君から車を買い受けたので、アメリカに着いて数日後には車を手に入れる事ができました。その後車を使うにはまず所有者の書き換えをしなければなりません。車は留学生3人で共有する形になっているのですが、私が女性、かつ一番年上なので保険料が安くなることを見越して、所有者は私にしました。普段は全く車に興味のない私としては、人生一度きりの(名目上とはいえ)車の所有権かもしれません。 

手続きとしては、1.保険会社に出向き所有権の書き換えをする、と同時に1年間の保険に加入2.スモッグ・チェック3.DMV(Department Of  Motor Vehicles)に登録4.

AAA(アメリカ版JAF)に加入・・・といったところでしょうか。日本では父の車を使わせて貰っていただけに自分で諸々の手続きをした事がなかったので、全く何が行われているかわからないまま・・・でした。その節には姉妹都市委員会のウェスさんがわざわざ保険会社まで付き添ってくださり、本当にお世話になりました。 

もともと運転のあまり好きではない私も食料の買い出しの必要に迫られ運転をするようになった結果、車を持っていない他の留学生も買い物に連れていける様になり、映画を見に行ったりと、だんだんテリトリーを広げ始めましたーが、その後いろんなトラブルが起こり始めたのです。 

car.jpg (111673 バイト)問題の車は88年製、タイヤもつるつるになるまですり減っています。1年間、正確には9ヶ月間持ってくれれば、という間に合わせの車なのです___が、数ヶ月の間に数々のトラブルに見舞われました。  

まずは、アパートの駐車場で後部ガラスを割られる事件。これは誰かのいたずらだったらしいのですが、ガラスが見事にバラバラに砕けました。オーナーの私はさっそく保険会社に電話。会話内容が録音されます、という断りに「ドラマみたいだな・・・」とのんきな事を考えていました。保険会社で紹介して貰ったガラス会社にコンタクトしたところ、出張作業をしてくれ、あっという間にきれいな新品のガラスが取り付けられました。これは不慮の事故でしかが、その後に車の寿命が来始めたのです。 

12月末に浩生君が運転中、フリーウェイを降りた所でオルタネーターが故障。3月中旬、アパートの駐車場で車を出そうとしたところエンジンが掛けられず、修理工場で見て貰った所、今度はスターターが故障しているとの事で、取り替え。実際、2回目の修理の時は残りも生活も約2ヶ月となり、車がなくても生活できるのではないか・・・と思い、悩みました。あまりに修理費が高額だった場合は車をあきらめる事も考えましたが、見積もりを出して貰った所、支払いのできる額でしたので、結局修理をお願いました。 

アパートからの徒歩県内には本当に何もないので、車を再び手に入れた私は、自由も手に入れた様な気がするのです!もう残りの生活も2ヶ月を切った私たちとしては、まだまだ行きたい所も沢山あるし、何とか私たちが帰るまでがんばって欲しい・・・・と切実に思うのです!

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