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 日本語教師時代の思い出・6

田端道子(090316)

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田端道子(090301)

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田端道子(090218)

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田端道子(090116)

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泰山
済南の南に泰山という山があります。
1524
メートルとまずまずの高さですが、峨峨たる山容は五岳の尊とされる聖山です。
始皇帝の頃から歴代帝王はこの山頂で「封禅の儀」を行うこ願いました。
その自然と文化は今に伝えられ、「世界文化複合遺産」に名を連ねました。

 


その3・克敏記

 

泰山マラソン

 

着任して間もない91年9月、大学は泰山に外国人教師を帯同しました。その夜のパーティの様子がどうもおかしいのです。運動着上下が配られ、番号のついたゼッケンまで添えられています。「明日はマラソンです。」という説明に私は冗談だと思っていました。何しろ、普段運動にはあまり縁の薄そうな外国人教師たちです。

しかし、翌朝になって本当に「登山マラソン」であることが判明しました。
山麓の広場にはすでに多くの人だかり、老若男女がうよめいています。聞けば一年も前からこの日のためにトレーニングを積んできた、とのこと。

   



 

この山は、山麓から山頂までの登山道が7000余段の階段でできています。ここを駆け上がるなんて尋常なわざではありません。

 

それでも私は、日本人代表とばかり気負って必死に登りました。走るどころか、まるで這うようにしながらです。

 

トップで登った中国人の若者は55分ぐらいだったといいますが、私は3時間半かかりました。

他の外国人教師たちはさっさとリタイアしてホテルで寝ていたそうです。

 

外国人歌謡大会

 

12月のある日、大学事務所の職員が私のところに来ました。外国人による歌謡大会があるからぜひ出てみないか、という誘いです。大学内での余興かと思ったら、山東省の主催する大規模なものだと言います。それも中国語で歌う中国の歌が対象なのです。

「私は中国語の歌は知らない。」といって断りましたが、「いや、あなたはいい声をしているからだいじょうぶ。歌は私が教えるから。」と強引です。私は押し切られてしまいました。

その時私が教わった歌は「拉地瓜」という山東省に伝わる民謡。歌の意味は、「私たち一家はサツマイモで生活が支えられた。そのサツマイモをこれからみんなで丹精込めて作りにいこう」という農民の素朴な歌です。

私は2週間かけてこの歌を必死に覚えました。発音は学生たちが懸命に教えてくれました。大会当日、私は会場のホテルに行きました。

私は、どうせ付け焼刃の歌だから余興レベル、それなら余興に徹してやろうと思い、町なかで農作業用の上着を買い、頭にはタオルを巻きました。ところが、出演直前に会場に駆けつけた学生の一人が「先生、ぜひこれを持って歌ってください。」と差し出したものがなんと巨大な焼き芋。

会場で驚いたのはなんと生バンドの出現でした。しかもテレビの中継付きです。私はそんな格好で半ばやけくそ、歌ったのか踊ったのかわからないまま終わりました。ところが会場からは盛大な拍手、それも鳴り止みません。

他の選手達は、若い外国人が多く、そのほとんどが中国語を流暢に話せるレベルでした。そんな中、最後の審査発表で私は2位という表彰を受けました。

その翌日、町なかを歩く私はちょっとしたタレントでした。私を見つけて握手を求める人、面白かったと笑みかける人。

実は、その民謡がよかったのだと思います。すでに忘れ去られそうな古い歌、しかし中国人に共通する哀歌。17年経って再び行ったの2007年の済南でも宴席でその歌を求められました。

春節


中国の正月春節は日本の旧正月にあたります。
私も夫を訪ねて済南にいってきました。北京では春節の爆竹は禁止でしたが山東省は許されており、大の男たちが夢中で爆竹をあげてすごい音と煙でした。



青空市場で買い物しました

ぼうとつ泉に毎年飾られる正月の提灯飾り
その歳は猿年で猿の飾りでした

知人の家で麻雀、中国の麻雀はルールが簡単
ほとんどポンばかりです

みんなで水餃子を山ほど作っていただきました

トピックス

2007
年9月から2回目に行った山東大学の教え子、現在日本語科2年生の劉げんくんからメールで歌が送られてきました。

日本語の授業で習ったそうです。

良かったら中国人学生の歌う「千の風になって」をお聞きください。(左の図をクリックしてファイルを開いてください)



(No6・2009・3・15記) つづく

 

 

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