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インドネシア旅行で思ったコト

  宮 慶助

生活と宗教


プラバンナン遺跡

9月20日から29日まで8泊9日でインドネシアへ行って来ました。14人程の団体の個人プランの旅で、汽車やフェリー移動もあり、たくさんの見所のある内容で、存分に楽しんできました。

インドネシア全体では、9割方の人がイスラム教徒ですが、バリ島のように9割方がヒンドゥー教徒など、地域によって宗教に違いがあるそうです。

前回の旅のトルコがやはりイスラム教国であったこともあって、仏教と日本、イスラム教とトルコやインドネシア、ヒンドゥー教とバリ島など、宗教と日常の生活との関わり方の違いを感じた旅でした。

インドネシアを旅行中はラマダン(断食月)の期間で、間もなくラマダン開けを迎える、という時でした。ラマダンの期間中の1ヶ月間は、日の出から日没まで飲食しないのは、今では多くの人の知るところとなっています。

また、普段は一日5回(夜明け直前、正午過ぎ、午後、日没直後、就寝前)メッカの方向に向かってお祈りをします。朝早く、ホテルの窓を通して聞こえてくるコーランの声で目が覚めるのも旅の味わいを深くしてくれました。

旅行中は、相当な時間を現地のガイドと一緒に過ごしましたが、我々日本人旅行者は朝、昼、夜と3食キチンととりますが、ガイドはすすめてもラマダン中だからということで、飲み食いしませんでした。

でも、日没後にでも食べるのでしょうか、夕食時にはレストランから食事の包みのようなものをもらっていたのを見かけて、なにやらホッとしたものです。このように、イスラム教国では、宗教が一日の生活のリズムに深く、大きく影響しているのを実感しました。

ビジネスの面では、柔軟に対応するようになっているそうですが、それでも、今朝は仕事でお祈りができなかったので、後で・・・しなくてはなどと、心理的に相当の影響があるようです。

しかし近年、このイスラム教の断食や毎日の礼拝の掟は、社会の近代化や工業化に伴い、特に大都市の中流以上の間では、柔軟に対応するようになって来ているそうです。

今後の世界的な経済、工業、情報等の進展に伴い、将来イスラムの掟はどのように折り合いをつけていくのだろうかと思いました。

一方、バリ島は殆どの人がヒンドゥー教徒であることは上に述べましたが、人々の家には大なり小なりヒンドゥーの神々を祀る場所があります。日本の仏壇や神棚にあたるのですが、色使いが多彩なこともあって、小さくともとても存在感があります。


バリ島 ウブド村

一般には庭に当たる屋外に、立派な建物を建てて祀っている家が数多く見られました。ヒンドゥーの神々が、人々とごく近いところにいるのを感じたものでした。

私は仏教徒ですが(一応とつけてですが)、仏教に関わることを考えたり思ったりすることの無いまま、一日、一周間、一月が経っています。

宗教が、人の生活に与える影響は、宗教によって随分違っているのを感じ、そして小さかったころお寺の隣に住んでいた時、お寺の鐘の音が一日の生活時間の目安になっていたころのことを思い出した旅でした。

 

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